- Time Race II
- Shalom
- Let Me Shoot You
- Nirwana
- Courante
- Preacher Man
- We Like The White Man
- Turn Turn
- Spy In Space
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1969年にリリースされたアルバムで、 Deep Purpleのメンバーがノー・クレジットで参加しているという噂がたち、一時期 DPASのディスコグラフィにも掲載されたりしたようです。
針を落とすと、銃撃戦のSEが聴こえてきます。まるで"Return Of The Outlows"の始まりのようです。そして、"Wring That Neck"のテーマをねじくったようなフレーズで、アルバムがスタートします。この1曲目"Time Race"はインストルメンタルで、"Wring That Neck"に良く似たテーマと曲構成を持っており、オルガン・ソロ、ギター・ソロも登場します。第一期 Deep Purpleの面影を感じるか?と言われれば、そうとれなくもないですが、各楽器の音色、テクニックとも第一期 Deep Purpleの各メンバーとはちょっと思えません。現在ネットを検索すると、主な参加ミュージシャンはドイツのバンドであるLucifer’s Friendのメンバーだという情報に行き当たります。Lucifer’s Friendのヴォーカリスト、ジョン・ロートンは後にUriah Heepにも加入し、かつてリッチーが一緒にやりたがっていたシンガーでもありますが、この作品には参加していないようです。
ということで、「Deep Purpleの覆面バンド」というレッテルはもう剥がされてもいい作品ですが、参加メンバーとDeep Purpleやリッチーとの因縁は浅からぬものがあると勝手に決めさせてもらい、このカテゴリーの記事はこれからも当サイトに残すことにいたしました。
（´-`）.｡oO（でも、ベースはなんとなくニック・シンパーっぽいような気もするんだけどなぁ……）
このアルバム、詳細なクレジットが不明で謎が多いからか、この手のアルバムにしては、カウンターフィットを含む再発がされる機会がけっこうありました。ここでは、その一部を掲載してあります。