Don Kirshner’s Rock Concert


ジャケット画像

DKRC, May 1978
  1. Long Live Rock’n’Roll
  2. L.A. Connection
  3. Gates Of Babylon
掲載アイテム一覧

"Long Live Rock’n’Roll"アルバムから演奏されているこれら3曲の映像は、1978年5月、アメリカ・ツアーがスタートする直前に、TVショウ"Don Kirshner’s Rock Concert"での放送用に収録されたといわれています。この番組はプライベートビデオ・ショップのカタログでも"DKRC"という略称でしばしば出てきますのでご存じの方も多いでしょう。このショウで放映された以後も、いろいろな番組で放映されました。日本でもTVKなどの Rainbow特集で放映された事があります。

基本的に、バンドはスタジオ盤の演奏に合わせたマイム演奏をしているのですが、ロニーのヴォーカルだけ、アルバム収録テイクとは異なったフレージングが聴けます。あらかじめ別録りでヴォーカルを録り直していたとは考えにくく、ヴォーカル・パフォーマンスだけはライヴでつけていた可能性が高いです。プロモーション・ビデオとしても紹介される機会が多い映像ですが、このサイトではTV出演映像として統一することにしました。ご了承ください。

Long Live Rock’n’Roll
基本的にはスタジオ盤に合わせたマイム演奏のシーンがメインですが、画像にエフェクト処理をかけていて、まるでBeat Clubのような仕上がりになっています。プロモ映像では殆どアクションをやらないリッチーも、TV出演ということもあってか、この映像ではかなりアクションを決めています。リッチーのカメラ目線のアップも一瞬写ります。
L.A.Connection
これもスタジオ盤に合わせたマイム演奏ですが、プライベートで出回っていたエア・チェック版では、飛行機が離陸するシーンから始まり、演奏シーンの合間にL.A.の町並がはさみこまれています。。演奏シーンでのリッチーは上記と同じく、殆どライヴ・ステージとかわらないアクションが見られます。コージーの背中からのショットがプロっぽくてお気に入りです。
Gates Of Babylon
やはりスタジオ盤に合わせたマイム演奏ですが、プライベートで出回っていたエア・チェック版では、砂漠を進む隊商 (Endless Caravan……)のシーンが演奏シーンのあいだにはさみこまれた演出になっており、ロニーのヴォーカルも2コーラス目が省略された編集になっています。エア・チェック版を探す際は、冒頭のシンセの部分がカットされているものがありますので、注意して確認してください。