09-22 [Songs For Gefion]

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ジャケット画像
DE – 028/029
Copenhagen 22 September 1976
Disc 2-7 : Stockholm 20 September 1976
Disc 1

  1. Over The Rainbow
  2. Kill The King
  3. Mistreated
  4. 16th Century Greensleeves
  5. Catch The Rainbow

Disc 2

  1. Lazy – Man On The Silver Mountain (Incl. Blues)
  2. Keyboard Solo – Stargazer
  3. Still I’m Sad
  4. Keyboard Solo
  5. Drum Solo "1812"
  6. Still I’m Sad (Reprise)
  7. Do You Close Your Eyes

"Tribute To Cozy Powell"とクレジットされているこの2枚組ライヴCDは、9月17日からスタートした北欧ツアーの最終日、9月22日のデンマーク公演を収録しています。この翌日にはすでにドイツ・ツアーをスタートさせており、このヨーロッパ・ツアーのスケジュールは凄まじいものがあります。

オーディエンス録音で、バランスは、ヴォーカルが大きめになっている以外はまあまあです。音の濁り、こもりはそれほど感じられませんが、音像が固まっていて、臨場感には少し欠けます。ステージから離れたところで録音した感じです。ピッチは半音まではいきませんが低くなっているようです。普通ピッチが低いとなんとなくダラダラした演奏に聞こえがちですが、この音源はそのようなこともなく、最後まで楽しむことが出来ます。

この日の"We Must Be Over The Rainbow…"は普段に比べるとかなりディレイ・タイムが短くて、ちょっと違和感があります。この頃になると演奏の雰囲気もドイツや日本で聴かせた名演に近いものを味わうことが出来ます。"Stargazer"では、リッチーのギターにトラブルが出たようで、1コーラスの途中までギター無しで演奏が進行します。

ボーナス・トラックには、本編に未収録のアンコール曲"Do You Close Your Eyes"を2日前のストックホルム公演から収録しています。コペンハーゲンと比べるとテープの状態が悪いようで、若干定位が左に寄っているオーディエンス録音です。ハイ上がりの音質で低音に歪みがあり、リズム隊が少し聴きにくいですが、凄まじい演奏の迫力は伝わってきます。当然という感じでギター・クラッシュがあります。