DA&T 005-008
Disc 1 & 2 : Tokyo 11 November 1995
Disc 3 & 4 : Tokyo 12 November 1995
Disc 1
- Land Of Hope And Glory
- Over The Rainbow
- Spotlight Kid
- Too Late For Tears
- Long Live Rock’n’Roll
- Hunting Humans
- Wolf To The Moon
- Difficult To Cure
- Keyboard Solo
- Still I’m Sad
- Man On The Silver Mountain
Disc 2
- Temple Of The King
- Black Masquerade
- Guitar Solo
- Ariel
- Since You Been Gone
- Perfect Strangers
- Hall Of The Mountain King
- Burn
- Over The Rainbow
Disc 3,4は省略
1995年11月に行なわれた再編成Rainbowの日本公演から、初日と二日目のオーディエンス音源をセットにした4枚組プレスCD。当サイトでは日付ごとに掲載します。
まず代々木で行われた初日です。この日は「威風堂々」がかかったあと、なぜかすぐにコンサートが始まらず、しばらく Rushの"Fly By Night"がかかっていました。一旦暗くなった場内に薄明りが付いて、少しテンションが下がったのを覚えています。このCDではその辺もバッチリと収録されています。音質は、多少音が遠い感じで臨場感には欠けますが、バランスもばっちりで大変クリアーな、ヌケのよいオーディエンス録音です。
この日はこの年のツアーの中でもシンプルなセットリストでした。アンコールも"Burn"1曲のみで終わってしまったのですが、時間的には日本公演で最も多くの曲をプレイした次の日の12日とほとんどかわりません。その分、1曲のプレイ時間が長く、充実した演奏が聴けました。リッチーのプレイ自体も、ソロはもちろん、バッキングで聴かれるオブリガードに至るまで素晴しいフレーズの連発で、私が観た3日間の中ではベストのプレイだったと思います。
この日の"Too Late For Tears"は、この年のツアー全体を通して私の一番好きな演奏です。"Difficult To Cure"、"Man On The Silver Mountain"、などの導入でプレイされるソロも通常より長く、「ギタリスト Ritchie Blackmore」を堪能できます。極めつけが"Ariel"です。導入でプレイされるソロを4分近くプレイしているのみならず、エンディングでキャンディスのコーラスをバックにプレイされる部分もたっぷりと楽しめます。このあたりでエナジーを使い果たしたか、最後の方はあっさり目になりますが、2時間近いパフォーマンスに大満足の初日でした。