Side A : You Keep On Moving
Side B : Love Child
1976年3月にリリースされたシングル。当初、PUR129として、Deep Purpleのシングルが企画されたようですが結局ボツとなり（曲タイトルも不明）、改めてPUR130として発売されたのが当シングルとなります。第4期Deep Purpleの唯一のUK盤シングルとなります。レーベルが通常のカンパニー・レーベルではなく、第4期メンバーの顔をデザインしたカスタム・レーベルとなっているのが特徴。かなり大量に印刷したらしく、この後Deep Purpleが解散してしまい第4期のレコードが出なくなったせいか、1977年に[Made In Europe]がリリースされた時、初期プレスの盤に当レーベルが流用されています。
Side A : Little Chalk Blue
Side B : Sitting In A Dream
1975年10月、[Love Is All]のリリースから約1年後に発売された、[The Butterfly Ball]からのシングル・カット第2弾。A面はジョン・ロートンが歌うバラード・ナンバー。やっぱ堂々とした歌いっぷりで、ロニー、クラウス・マイネ等と並び、歌い上げる系の御三家と言えるでしょう(・∀・) B面はロニーが歌う、やはりバラード系の曲。Rainbow参加前なので、まだ歌唱スタイルはElfの頃の面影が残っています。
Side A : Moon Power
Side B : Little Star
1975年5月にリリースされたシングル。ReflectionsにとってPurple Recordsにおける2枚目、そして最後のレコードとなったシングルです。A面は「うぉんまい、うぉんまい、うぉんまい、うぉんまい、うぉんまい（以下略）」という女声コーラスが印象的なポップ・ナンバー。B面はミディアム・テンポの落ち着いたムードのナンバー。こちらは男声のリード・ヴォーカルに女声コーラスが絡む、普通の作り。
彼らはこの後、Oysterレーベルに移籍し、シングルを発表するなど活動を続けています。
Side A : Payroll
Side B : New Deal Princess
1974年10月に発売されたシングル。このBrutusというバンドに関しては、全く調べがつきませんでした（汗。音楽的にはギターを中心としたハードなロック。とはいえ、メジャーな曲調やアレンジにややアメリカンな匂いがするのは、Purple Recordsのアーティストの多くで感じ取れる特徴です。ハード・ロックとはいえ、Hard StuffやTucky Buzzardなどとの共通点は然程ありませんし、中心人物に共通の人間がいるような様子もありません。クレジットから読み取れるだけの材料で検索してみましたが、バンドの正体についてはどうにもこうにもわかりませんでした。なまじ曲が良いだけに、この後名前を変えて生き残っていたのではないか、という期待が拭いきれません。ほんの少しのヒントでも良いので、なにか情報をご存知の方は教えていただけると大変喜びます(・∀・)
Side A : Love Is All
SIde B : Old Blind Mole / Magican Moth
1974年11月にリリースされたシングル。ロジャー・グローヴァーが関わったプロジェクト、[The Butterfly Ball]からのシングル・カット。A面はロニーがヴォーカルをとっている、当プロジェクトのテーマと言える"Love Is All"。ジョン・ロートンやグラハム・ボネットもライヴで歌っており、ロニー自身もDeep Purpleとの共演でライヴを残しています。ブルガリアのロック・バンド、FSBもこの曲のカヴァーを収めたシングルを発表していたりします。B面はジョン・ガスタフスンが歌っている"Old Blind Mole"から、ロジャーがシンセを操っている"Magican Moth"のメドレー。
Side A : Love And Affection
Side B : No More
1974年11月にリリースされたシングル。Reflectionsというバンドについて、調べられることはそれほど多くありません。イギリスのグループで1972年11月にPenny Farthingというレーベルから[Remember]というシングルを出していること、Purple Recordsに移籍後、初のレコードとして当シングルをリリースしていること、メンバーの女性ヴォーカル、リン・ロビンソンとディー・ビールが、Rainbowのライヴにおけるバック・コーラスとして1981年のイギリス・ツアーから参加していること（7月23、24日のニュー・キャッスル、シティ・ホール公演より）、くらいです。バンドのパーソネルやバイオグラフィもほとんどわからなかったので、これ以上のデータは各自でお調べください……んで、教えてくださると喜びます（ばきっ★）
両面とも女声ヴォーカルをフィーチュアしたポップ・ナンバー。リズムやアレンジからはリズム&ブルースというか、ファンクなルーツを感じます。ちなみに、Rainbowに参加することとなった経緯については、冷酷組織の真実の日本語版、109ページから110ページあたりに記述があるので参考にしてください。
Side A : Leon
SIde B : New Moon Tonight
Silverheadのリーダー、マイケル・デ・バレスのソロ名義で、グループ解散後の1974年10月にリリースされたシングル。バンド名義よりポップさを増していますが、彼のヴォーカル・スタイルはそれほど変わりなく楽しむことが出来ます。2008年にSilverheadの作品が紙ジャケットで再発された際、ボーナス・トラックとしてCD化されています。