Tarantura TCDRAINBOW 7
Osaka 17 January 1978
Disc 1
- Opening
- SE – Over The Rainbow
- Intro.
- Kill The King
- Mistreated
- Greensleeves (Traditional)
- 16th Century Greensleeves
- Improvisation
- Catch The Rainbow
- Improvisation
- Catch The Rainbow (Reprise)
- Long Live Rock’n’Roll
Disc 2
- Intro.
- Lazy
- Man On The Silver Mountain
- Guitar Solo
- Blues
- Bass Solo – The Silver Mountain
- Starstruck
- Man On The Silver Mountain (Reprise)
- Keyboard Solo
- Improvisation
- Still I’m Sad
- Beethoven Sinfonie Nr.9 d-moll op.125
- Keyborad Solo
- Tchaikovsky – 1812 Overture (Finale) – Cozy Powell Drum Solo
- Still I’m Sad (Reprise)
- Guitar Improvisation
- Do You Close Your Eyes
- SE – Over The Rainbow
タランチュラよりリリースされた、1978年の日本公演、大阪二日目にあたる1月17日のステージを収録した2枚組です。当初、サウンドボード音源という告知がありましたが、いざフタを開けてみたら、[On Tour 1978 – Starstruck -]や[Steel Breeze]で使用されているオーディエンス・ソースと同じ音源がマスタリングされたものでした。ジャケットが[Steel Breeze]と似てるのは、もしかして狙ってたりして（笑）
タランチュラがリリースしたRainbowのライヴCDはこれで5作目ですが、既発音源が使用されたのはこれが初めてだと思います。1作目の[Risin’ – 雷神 -]は、[Definitive Last Night]と同じ音源ではありましたが、録音者から提供を受けたテープを使用していた（これに関しては個人的にウラをとってます。というか、とれたと思ってます）わけで、既発とはちょっと違うかなと。今回のテープは、音源提供者の名前が出てこないし、マスターとなったテープの画像も、ジャケットに出てこないってことで、おそらく、タランチュラが入手したテープのゼネレーションは既発とどっこいくらいじゃないかなと思います。
とはいっても、いまのとこ、1月17日の大阪公演は当音源が音質面ではベストであることには変わりありません。既発のうち、[On Tour 1978]は現在入手困難ですし、[Steel Breeze]は[Succubus 78]に使用されたオーディエンス音源も収録された4枚組ということで、少々敷居の高いアイテムかもしれませんので、この日を未聴の方は、当アルバムにトライする価値はあると思います。すでに持ってる人は……まぁ、マスタリングの好みがあうかどーか、てなとこでしょうか(^^;。チャプターわけが、[On Tour 1978]と同様、細かいのも最近では珍しい部類です。これも好みではありますが。
このツアーのテープには、[Ship From Hiroshima]など、今回の「歓喜の歌」に使用されているテープとほぼ似たような音像のテープがいくつかあります。至近距離のオーディエンス・ノイズ（会話等）が極端に少なく、楽器の音がかなりオン気味に録れていて、バランスもまあまあ、という感じの音像なのですが、これが何を意味するかですねぇ。