B13 B179LP

Side A

1. I’m A Racer (Emmaretta)
2. Speed King (Piano Version)
3. Strange Kind Of Woman
4. Smoke On The Water – Never Before
5. Ricochet

Side B

1. Highway Star
2. Maybe I’m A Leo
3. Lazy
4. Lucille

Side A-1 : BBC Studio Session 14 January 1969
Side A-2 : BBC Studio Session 31 October 1969
Side A-5 : BBC Studio Session 11 August 1969

Side A 3,4 & Side B : London 9 March 1972

2012年に出回った編集盤。B 13というレーベルからリリースされたレコードで、他にも多数のアーティストのコレクター音源をこういったカラー・レコードを透明ジャケットにパッケージするという体裁でリリースしています。ドイツ製とも云われますが、レーベル・クレジットにはロシア語もあり、ライセンス先は東京の会社だそうで(笑)、アヤシさ満点のレコード。

内容はご覧のとおり、1969年のBBCセッションと1972年のパリス・シアターでの放送用録音。どちらも現在、良質のCDが出揃っているので、わざわざこのレコードで聴く必要もありませんし、クレジットもかなり適当（"Emmaretta"の曲名が"I’m A Racer"になってたり、日付のクレジットも前後してたり）なので、探す必要はありません。

Music From Big Purple MBP 991
London 22 May 1974

Side A

1. "G" Blues
2. You Fool No One – Drums Solo – The Mule
3. Space Truckin’ Part 1

Side B

1. Space Truckin’ Part 2

アメリカ・プレス、スリック・ジャケットのアナログ盤。Deep Purple関連の専門レーベルとして悪名が高い(笑)、Music From Big Purpleからリリースされたもので、日本プレスのアナログ盤として知られる[Live At Kilburn]のコピー盤です。音は、そりゃ[Live At Kilburn]と較べちゃうとボケッとしてますが、聴こうと思えば普通に聴けます……そこまでして聴かなくても良いですが、つか、やっぱコレクター向け(・∀・)

Laughing Clown Rec LC 48066
California 6 April 1974

Side A

1. Burn
2. Might Just Take Your Life
3. Mistreated

Side B

1. Space Truckin’

オランダ製とクレジットされている、ヨーロッパ・プレス、シングル・ジャケットのアナログ盤。黒一色のジャケットに銀文字を載せたデザインはシンプルで良い感じ。ご丁寧にリリース年度まで1983年とクレジットされていますがどこまで信用していいものやら（汗

内容は、日本では[Rock Flashback]のタイトルで発売された、BBCビデオ版のカリフォルニア・ジャムでの映像の音声落とし。当時のビデオソフトは恐ろしい高価格だったので、こーいった音声落としにもそれなりの需要がありました。現在ではオフィシャルで聴ける音なので、このジャケットに愛を感じるイタい人だけ持っていればよろしい（ほっといてくれ(^^;）

No Label Credit No Number
Osaka 27 June 1973

Side A

1. Strange Kind Of Woman
2. Child In Time

Side B

1. Lazy – The Mule
2. Black Night

近年になって登場した、ヨーロッパ・プレス、シングル・ジャケットのアナログ盤。ステッカーに書かれているスペイン語とおぼしき文章によれば150枚限定のカラー・レコード。色は当然のように紫。通常のブラック・ヴィニールも存在しますが、こちらは少ないという話です。

1973年6月27日に行われた二度目の来日公演、大阪での初日のステージを収録したとされるオーディエンス音源をソースとしています。[Final Black]などのCDが出回っているステージで、このレコードも同じ音源が使用されています。音が安定してくるコンサート中盤を収録し、長尺曲の"Space Truckin’"をカットしてアンコールの"Black Night"を締めに持ってきて、一枚のレコードとしての体裁を整えた感じ。"Highway Star"等の序盤の音像の不安定さを考えれば良心的な編集といえるでしょう。第二期Deep Purpleでの最後の演奏となった"Black Night"をレコードで聴けるのがちょっと嬉しかったりするディスクです。ただ、素材はおそらくデジタル・コピーだと思います。

Black & White BWR 8305
London 9 March 1972

Side A

1. Strange Kind Of Woman
2. Smoke On The Water
3. Never Before

Side B

1. Maybe I’m A Leo
2. Lazy
3. Lucille

ヨーロッパ・プレス、スリック・ジャケットのアナログ盤。ホワイト・ジャケに紫でプリントされたジャケットはなかなか良い感じです。内容は[Sound Of The Seventies]として知られる、1972年3月9日に収録されたBBCの放送用音源。"Highway Star"が入っていませんが、それ以後の曲は当時BBCでオンエアされた順番で収録されているので、おそらく冒頭の収録をミスったエア・チェック・テープあたりをソースとしている可能性が高いです。現時点ではコレクター向けの一枚。

Purple Panther PPR 6C 062 121170
Stockholm 12 November 1970

Side A

1. Speed King
2. Into The Fire
3. Black Night

Side B

1. Wring That Neck

Side C

1. Hard Road
2. Child In TIme
3. Paint It Black

Side D

1. Mandrake Root

ジャケットには"Made In Japn 1988"とあり、日本プレスに見せかけていますが、おそらくヨーロッパ・プレスの2枚組アナログ盤。ジャケットはありません。いや、ないというか、LP大のやや厚めの折り返しスリックがジャケットで、レコードはこのスリックに挟まれた形でパッケージされています。人気の高いアングラ盤である[Alive Tribute To Wally]のセカンド・プレスにあたり、ジャケット表左上に"On request 2nd Pressing 500 made!"と書かれています。オリジナルプレスは公称200枚なのであちらの方が少ない理屈ですが、見かける確率はこちらの方が少ないというなんとも訳の分からんレコード。スタンパは同じものが使われていますが、当盤にはカラーレコードは存在しないようで、すべて黒ヴィニールでのプレスとなります。レーベルはオリジナル盤と同じデザインのものが使われています。

ジャケット内側にはオリジナル盤がリリースされた時の雑誌の紹介記事やピート・フレイム作のバンドのファミリー・ツリーの複製が掲載され、セカンド・プレスとはいえ、なかなか凝った作りのレコードとなっています。