2014年12月、[Made In Japan] 40周年BOXのリリースから半年あまりという中途半端なタイミングで、BOX同梱のみだったDVD、[Made In Japan Documentary]が単独で登場しました。半年の時間が空いたのだから新たな映像でもあるのかと思いきや、BOX同梱版と全く同一の内容で、海外のアマゾンなどでも評価が散々だったアイテム。何はともあれ、BOXをお持ちの方には不要ですし、日本語が必要ならば日本盤を選べばいいので、この輸入盤DVDを選択するメリットはふつうはありません、そう、普通の方々はね（放っといてくれ(^^;）
2014年3月にリリースされた、edelレーベルによるライヴ・アーカイヴ・シリーズの3作目。1970年11月12日に行われたストックホルムでのコンサートを中心に、同年のパリでのTVライヴのサウンドトラック、翌年のジョン・ロードのインタビュー等で構成されています。
ストックホルムでのステージは70年代に登場した海賊盤を始め、1988年に公式で発売された[Scandinavian Nights]以来、何度となくリリースされてきていますが、今回は2005年4月に登場した新ミックス盤の音源が使用され、マスタリングもやり直されています。
パリでのTVライヴは[History, Hits & Highlights]で公式に観られるようになった、1970年10月の演奏とされる"Pop Deux"の映像から音声を収録したものです。1971年のジョン・ロードのインタビューは結成当時の話からメンバー・チェンジ、"In Rock"の成功などを語っていますが、エンディングで聴かれる"Black Night"のライヴ（イントロからワンコーラス途中でフェイド・アウト）は公式未発表のヴァージョン。おそらく、1971年のSpeyer公演のサウンド・ボードと思われます（この年のコンサート音源で放送用に収録が行われたと思われるステージは現時点でロングビーチ以外では他に見当たらないので）。
CDは2枚組ですが、ボーナスとしてDVDが付属しており、そちらには久しぶりのDVD化となる[Doing Their Thing]が収録されています。前述の[History, Hits & Highlights]には"Child In Time"と"Speed King"の数カットの収録に終わった映像ですが、ここでは従来観ることが出来たカットを全て観ることができます。DVDとしては[Masters From The Vaults]以来の登場、TV放送時のフォーマットどおりの収録としてはVHSビデオやレーザーディスク以来の登場となり、嬉しい登場となりました。
Bonus Feature : Tour Docmentary
2013年10月に登場したUSA盤DVD。一般的なDVDのトールケースではなく、Blu-ray Discで使用されているケースに収納されたパッケージなのでBlu-rayと誤解しないよう、ご注意を。コンサート本編に加え、再結成発表の記者会見からアルバム[Perfect Strangers]のレコーディング、アメリカ・ツアーの映像までを使用した20分程度のドキュメンタリー映像が収録されています。ドキュメンタリーは"Knocking At Your Back Door"に使用されたシドニー3連続公演の3日目となる12月14日の模様をはじめとした珍しい映像のオンパレードですが、特に貴重なのは1985年の唯一のイギリス公演となったネブワース・フェスの模様を伝えるニュース映像で、僅かですがネブワースでの演奏シーンを観ることが出来ます。
Bonus Feature : Tour Docmentary
2013年10月に登場したEU盤DVD。ドイツで流通している盤にはFSKのステッカーが貼られています。コンサート本編に加え、再結成発表の記者会見からアルバム[Perfect Strangers]のレコーディング、アメリカ・ツアーの映像までを使用した20分程度のドキュメンタリー映像が収録されています。ドキュメンタリーは"Knocking At Your Back Door"に使用されたシドニー3連続公演の3日目となる12月14日の模様をはじめとした珍しい映像のオンパレードですが、特に貴重なのは1985年の唯一のイギリス公演となったネブワース・フェスの模様を伝えるニュース映像で、僅かですがネブワースでの演奏シーンを観ることが出来ます。
Bonus Feature
2013年9月下旬、日本先行発売という形で世に出たDVDのみのパッケージ。伊藤政則氏と広瀬和生氏のライナーノーツが付いています。
DVDはコンサート本編に加え、再結成発表の記者会見からアルバム[Perfect Strangers]のレコーディング、アメリカ・ツアーの映像までを使用した20分程度のドキュメンタリー映像が収録されています。ドキュメンタリーは"Knocking At Your Back Door"に使用されたシドニー3連続公演の3日目となる12月14日の模様をはじめとした珍しい映像のオンパレードですが、特に貴重なのは1985年の唯一のイギリス公演となったネブワース・フェスの模様を伝えるニュース映像で、僅かですがネブワースでの演奏シーンを観ることが出来ます。また日本盤のみのボーナスとしてシドニー3連続公演の2日目となる12月13日の"Highway Star"を観ることが出来ます。開始後しばらくの間は映像がなく音声のみですが、貴重なテイク。この日はアンコールにジョージ・ハリスンが飛び入りし、"Lucille"をプレイしています。
Bonus Feature
2013年9月下旬、日本先行発売という形で世に出たDVDとCDのセット。伊藤政則氏と広瀬和生氏のライナーノーツが付いています。
DVDはコンサート本編に加え、再結成発表の記者会見からアルバム[Perfect Strangers]のレコーディング、アメリカ・ツアーの映像までを使用した20分程度のドキュメンタリー映像が収録されています。ドキュメンタリーは"Knocking At Your Back Door"に使用されたシドニー3連続公演の3日目となる12月14日の模様をはじめとした珍しい映像のオンパレードですが、特に貴重なのは1985年の唯一のイギリス公演となったネブワース・フェスの模様を伝えるニュース映像で、僅かですがネブワースでの演奏シーンを観ることが出来ます。また日本盤のみのボーナスとしてシドニー3連続公演の2日目となる12月13日の"Highway Star"を観ることが出来ます。開始後しばらくの間は映像がなく音声のみですが、貴重なテイク。この日はアンコールにジョージ・ハリスンが飛び入りし、"Lucille"をプレイしています。
CDにも日本盤のみのボーナスとしてシドニー3連続公演の2日目となる12月13日の"Highway Star"が収録されています。
2013年8月、日本盤よりやや遅れて登場したEU盤。ほぼ同時発売と言ってもいいでしょう。パッケージ構成は日本盤と変わりません。ただ、DVDとCDをセットにしたパッケージは海外ではリリースされておらず、DVDとCD、それぞれ単独のパッケージで1種類づつ、という基本的な展開がされました。
日本盤にも共通した話ではありますが、ボーナス映像として"Ariel"や"Hunting Humans"のプロモーション・ビデオや[Stranger In Us All]アルバムのプロモーション映像も収録し、再編成Rainbowの映像マテリアルを集約した編集にしてくれると、有り難みが数段増したのに、と、その辺りが残念でした。再発時にはぜひ検討していただけると嬉しかったりしますな(・∀・)